機種別・故障リスクと予防/修理のポイント2

iPhone SE(2016年3月発売)

2018年02月06日 18時08分

■故障リスク
・4インチモニターでコンパクト
 iPhone 5sと同じくらいの大きさで、iPhone 6sと同じCPUを搭載というコンパクト高性能機です。手にすっぽり収まるサイズ感からして、落としてしまうリスクは低めでしょう。
 
・フレーム素材は6000系ジュラルミン
 フレームに素材は、やや剛性の低い6000系ジュラルミンです。某口コミサイトでは、「折れやすい」という指摘が上がっています。
 
・ボタンが押しにくい
 大きさの問題からか、ホームボタンなどが押しにくいというケースも多いようです。それから1週間ほどでボタンがゆるんでしまう、など。5万円台のスマートフォンなのですが、どうも細工が甘いところがあるようです。
 
・フロントカメラ
 フロントパネルに隣接しているので、フロントパネル破損と同時にダメージを受ける可能性があります。
 
・レシーバー・前面マイク

 iPhone SEは防塵性がありませんので、ほこりが侵入することによるトラブルは起こりえます。水濡れにも弱いと考えられます。

故障にそなえる

 発売直後の口コミを見ると、初期不良や上記のボタンの問題を指摘する声が目立ちました。それらに関しては、多くがユーザーの過失ではなくアップル社側に責任があるものでしょうから、無償修理や新品交換の対象になるでしょう。
 現時点では、発売後2年近くが経過していますので、発売当初のような不具合はなくなっていると思われます。
 ただ変わっていないだろう部分もあり、上記の故障リスクにあるものではフレーム素材です。6000系ジュラルミンのままなので、「折れやすい」点には要注意です。お尻のポケットには入れないようにするとか、ケースに入れるようにしましょう。
 
修理のポイント
 この機種も、そろそろAppleCareの期限が切れるというユーザーが多くなってくる頃合になります。そしてその発売時期からお察しいただけるように、純正品、純正同等品のパーツも安定的に入手可能ですから、非正規のiPhone修理店の方が、多くの修理項目で正規店よりも安く早く、修理することができます。
 ぜひ、街角のiPhone修理店をご利用ください。